廃止された公民館の理念をそのまま引き継ぐ

ココシゴトは、長野市立中部公民館第四地区分館(長野市立第四地区公民館)の建物を最低限の修繕によって蘇らせ、再活用した副業・兼業支援スペースです。

公民館の閉館・廃止

長野県庁より徒歩5分、ひまわり公園の向かいという恵まれた場所に立地する「長野市立中部公民館第四地区分館」は、平成30年9月に閉館しました。

長野市立中部公民館第四地区分館閉館のお知らせ出所:長野市公式ホームページ

閉館の理由は、施設の老朽化や利用者減少などが挙げられますが、時代の流れとともに当地での公民館としての役割を果たしたものと考えることもできます。

民間による再始動

閉館後、休眠状態にあった長野市立中部公民館第四地区分館は修繕されたうえで、ココシゴトとして再出発を果たしています。
文部科学省によれば、公民館は地域住民のために社会教育を推進する拠点施設として中心的な役割を果たすものとしたうえで、

公民館は住民同士が「つどう」「まなぶ」「むすぶ」ことを促し、人づくり・地域づくりに貢献しています

と説明しています。

ココシゴトでは、公民館の理念を引き継ぎつつ、「副業・兼業を軸」にして、副業や創業のために集い、最新のビジネス知識を学び、住民や地域コミュニティを結びつけるといったサポートをワンストップで提供する施設運営を行っています。

公民館としての施設機能を活かす

公民館が持つ施設機能を活用する公民館のスペースはとても良く考え抜かれており、魅力的なスペースがたくさん存在します。
例えば、料理教室は「副業で料理教室を開催して稼ぎたい」という人には最適な場所でしょう。また、副業でキッチンカーを運営したい人がメニュー開発やオペレーションテストに活用することもできますし、弁当のテイクアウト販売を行いたいのであれば製造から販売までを行うこともできます(ココシゴトは長野市保健所より飲食業営業許可を受けています)。
畳の部屋は、コワーキングスペースとしてさまざまな人と交流を深めながら仕事を進めたり、ネットワークづくりに役立ちます。疲れたら寝転がって昼寝をするのも良いでしょうし、胡坐をかいて瞑想すれば新しいビジネスのヒントを思いつくこともあるでしょう。
広いスペースはセミナールームとして、自分の経験や知識を教えてセミナー講師として稼ぐこともできれば、逆に誰かの講座を受講して副業や創業に役立てることもできます。

公民館が兼ね備えていた部屋や機能は、「副業や創業」という切り口で見たとき、そのまま活用できるという点を我々は重視しています。
そのため、最近流行りの大規模なリノベーションは行っておらず、当時の公民館を未来に残すという観点から最低限の修繕を行い、副業支援スペースとして再利用しています。

だからといって設備が古いというわけではありません。トイレなどはウォシュレットを備え、全館で高速wifiが使え、女性向けのパウダールームなども完備しています。

最新の設備と昔ながらの公民館スペースが融合されたココシゴトで、副業に集中することができます。

ビル名に想いを込める

文部科学省によれば、アジア地域を中心に展開されているコミュニティ学習センター(Communiti Learning Center)のモデルになっているのは、我が国の公民館であるとしています。

そのため、我々も廃止された長野市立中部公民館第四地区分館の名前を違った形で地域に残すべく、建物名を「CLCビル」としています。

昔から地域住民に貴重な場を提供してきた公民館を、どうぞあなたの副業や創業に有効活用してください。そのための設備と機能がココシゴトにはあります。

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